日本人はハーレーの車高調整

ハーレーの高さ

ハーレーはアメリカ生まれのオートバイで、アメリカ人の体型に合わせて設計されています。
そんな中、日本では女性もハーレーに乗る時代となっています。アメリカ人よりも日本人は小柄な上、特に女性などハーレーにまたがった際には車高が高すぎて足つき性が悪いという悩みを持っている人も多いのではないでしょうか。

ハーレーの車高調整は、サスペンションを調整することで実現します。ハーレーの純正サスペンションは年式にもよりますが、12インチ・12.5インチ、13インチの3タイプです。それ以下のサイズのサスペンションに交換すると車体のロースタイルを実現が可能です。大手のハーレー用カスタムパーツメーカーである、「ダイナ」が販売しているショートストロークのサスペンションは11インチからリリースされています。1インチが2.54mmですので、その分、ローダウンできます。

ただし、ローダウン用のサスペンションを選択すると、いくつかの注意点があります。まずは、ストローク幅が少なくなるため、サスペンションの底つきが発生しないように、硬めのスプリングが採用されているので、スプリングレートが強く、乗り心地が硬くなることが多く、場合によっては路面の凸凹のショックを吸収しづらくなる可能性があります。
ローダウンすると、歩道などに乗り上げる際に、段差に干渉してしまう可能性もあります。

適度なローダウンは、スタイリッシュにもなり足つき性もよくなりますが、サスペンションのスプリングの硬さやダンパーオイルの硬さなどにも気を配りましょう。
ローダウンする時には車体バランスを考慮しても、リアサスペンションだけではなくフロントサスペンションの同時にカスタムをするのがおすすめです。